栃木県小山市にて、外壁、雨樋や雨戸等の塗装工事を行いました。
今回は外壁塗装編でございます。
工程順に写真を載せて参ります。
●洗浄前
苔はあまり見当たりませんでしたが、長年の蓄積された黒い汚れが多く見られました。
こちらは1階の増築部分です。10年程前に増築されたようです。
↓は2階の外壁です。
旧塗膜がある為、チョーキングが多く発生していました。
●洗浄後
高圧洗浄にて汚れをしっかり落としました。
2階部分はチョーキングが多く発生していたので、しっかりと高圧洗浄を行なった結果、少しツヤが出るようになりました。
●ケレン(下地処理)
ケレンによって出来た傷の部分に塗料が侵入し、密着性が高まります。
塗装前には必ず行う工程です。
ケレンを行い適正の下塗り材を塗装すれば、まず間違いなく長持ちします。
●下塗り
今回はアルミのサイディング下地でしたので、それに対応する溶剤(油性)のマイルドボーセイという下塗り材を使用させて頂きました。
古い塗膜がある下地や、あらゆる下地に対応する優秀な塗料です。
●上塗り1回目
今回使用させて頂いた上塗り材は、猪俣塗装の推し塗料ことエスケー化研の「プレミアム無機」でございます。
期待耐用年数は18〜20年の優れ物です。
下塗り材が溶剤塗料ですので、上塗り材も溶剤を使用しました。
水性の場合の名称は、プレミアム無機。
溶剤の場合の名称は、プレミアム無機マイルドと少しだけ名称が変わり、主材と硬化剤の2液型の塗料になります。
水性のプレミアム無機は臭いが少なく扱いもとても楽です。
溶剤のプレミアム無機マイルドは溶剤特有の臭いが少ないという特徴がありますが、やはり臭いはそれなりにあります。
仕上がりは水性より溶剤の方が綺麗に仕上がる印象があります。
●上塗り2回目(仕上げ)
ツヤが出て綺麗に仕上がりました。
低臭の溶剤塗料とはいえ、お施主様が
「すごい臭いだね」と、仰っていました。
溶剤塗料の臭いで蕁麻疹等アレルギー症状が発生する方も稀にいらっしゃいますので、外壁塗装を行う際は水性塗料、溶剤塗料どちらの塗料で塗装するか入念な打ち合わせをする必要があります。
●おまけ
苔が生えていた室外機もしっかり洗浄し、綺麗になりました。
洗浄前
洗浄後