越谷市にて玄関扉の吹付塗装を行いました。
ステンレス製の扉だと思っていたのですが、ダイノックシートも貼ってある扉でした。
●施工前

ガラス周りの縁の部分はステンレス。
その他の黒い部分は全てダイノックシートが貼ってありました。
ダイノックシートとは、化粧塩化ビニールのフィルムです。
ドア、家具、エレベーターなどの内装に広く使用されています。
特徴は木目や石目など、リアルな質感を再現できます。
ダイノックシートは専用の下塗り材を塗装しないと、仕上げても表面がペタペタし続けてしっかりと仕上がりません。
私がいつも使用している塗料は、スズカファイン株式会社の「リフノン」という塗料です。
塩化ビニール製品の可塑剤が塗膜に溶け出すのを防ぎ、塗膜の軟化や汚染を軽減する効果があります。
それだけではなく、あらゆる下地に適用している材料なのでオススメの塗料です。
適用下地はこちら
コンクリート、モルタル、PCパネル、窯業系サイディング、鋼板、鋼材、アルミ、ステンレス、金属系サイディング、亜鉛鉄板など
優秀かつ万能な溶剤系の下塗り材でございます。
こちらの現場は足場が無いので、しっかり養生を行いました。
吹付塗装は周りに塗料が飛散するので、工夫しながらの養生になりましたが、見た目はあまり良くないかもしれません。
↓ここから出入りしました。
下塗り(リフノン)
↓
上塗り2回(2液タイプの溶剤)
↓
上塗り2回(2液タイプの溶剤)
以上の
工程を全て吹付塗装を行い完了致しました。
もちろん下地処理も施工しています。
ご迷惑をおかけしてしまいましたが、綺麗に仕上がり、お客様にも安心して頂けました!
下に施工後の写真を載せますので、お手隙の際にご覧頂けると幸いです。
●施工後